会長コメント

会長 村上 雅人

「経済財政運営と改革の基本方針2026」(骨太の方針)の閣議決定を受けて

「経済財政運営と改革の基本方針2026」(骨太の方針)※において、創薬・先端医療イノベーションの推進が重要政策として位置付けられるとともに、ラジオアイソトープ(RI)について、「医療用等ラジオアイソトープ製造・利用推進アクションプラン」を踏まえ、開発・製造・安定供給・医療提供体制等の整備に必要な取組を進めることが明記されたことを歓迎いたします。
放射性医薬品は、がんをはじめとする様々な疾患の診断と治療を支える重要な医療基盤であり、近年は治療用放射性医薬品の進展などにより、その役割はさらに拡大しています。患者さんが必要な医療へ確実にアクセスできる環境を実現するためには、RIの安定的な確保と供給体制の強化、研究開発基盤の充実、そして医療現場における利用環境の整備が不可欠です。
今回の骨太の方針において、RIが創薬・先端医療イノベーションの重要な要素として位置付けられたことは、わが国の核医学および放射性医薬品分野の発展にとって大きな意義を有するものと受け止めています。特に、骨太の方針で示された方向性に基づき、「医療用等ラジオアイソトープ製造・利用推進アクションプラン」に沿った取組が着実に推進され、開発から製造、安定供給、医療提供に至る基盤整備が一層進展することを期待しています。
日本放射性医薬品協会は、関係省庁、医療機関、研究機関および会員企業と連携しながら、放射性医薬品の安定供給とイノベーションの推進に取り組み、国民の健康と医療の発展に貢献してまいります。

2026年7月21日
日本放射性医薬品協会会長 村上雅人