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ラジオアイソトープ(radioisotope (RI):放射性同位元素)の医学利用は1950年代に開始され、今日まで病気の解明、医学知識の蓄積及び医療技術の発展に大きく貢献してきました。1960年代にこれら医学的知識と技術を基に放射性医薬品が開発され、現在に至るまでの間、多くの体内用および体外用の放射性医薬品が医療の現場において活用されてきました。
放射性医薬品のこれまでの主なフィールドは「診断」でした。これは放射性医薬品が得意とする血流、代謝、受容体などの生化学的な機能情報を得ることができるという特徴によるものです。また最近では「治療」分野が大きな注目を浴びています。放射線の抗腫瘍効果は、以前から核医学治療に活用されてきていますが、今後に向けては、α線を放出する新しい治療用RIへの期待や、核医学で画像診断と治療を完結させるセラノスティクスという新たな技術の登場に伴い、更に大きな期待が寄せられています。
これまでも、そしてこれからも、放射線そのものが薬効であるという放射性医薬品独自の特徴を強みとして、診断、治療の両面で医療に貢献できるものと確信しております。
私共の第一の思いは、診断や治療を必要としている患者様に放射性医薬品を速やかにお届けし、その恩恵を享受していただくことです。放射性医薬品関連企業は医薬品関連法令に加え放射線関連法令への対応も含めた円滑な企業活動を進めることで、それを実現していく責務があります。日本放射性医薬品協会は、業界団体として団結し、放射性医薬品の安定供給に加え、業界に存在する様々な課題解決へ向けた取組みを通じて、国民医療の向上に取り組んでまいります。
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